今年は独立就農したこともあり、あっという間に一年が過ぎました。
お野菜を育て始めて2年近く経ちました。
お野菜を育てる秘訣を3つ見つけました。
①環境を整える
②適切に種を播く
③見守る
です。
①環境を整えるとは、
土づくりをしっかり行うこと
作物に応じた畝を作ること
日当たりを確保すること
などです。
②適切に種を播くとは、
発芽、生育適温をしっかり守って種を播くこと
間隔をしっかり空けて種を播くこと
①、②はしっかり勉強して、畑の状態を把握すれば比較的簡単である。
しかし、③の見守る、
ということはなかなか難しい。
見守るということは、
お野菜の生命力を信じること
だと思います。
弱っているものをみると何かしなければいけない、
という衝動にかられてしまうものです。
晴れの日が続き、雨も定期的に降るような恵まれた天候の時は、
順調に育つので安心して見守ることができる。
ところが、
雨が続いたり、
晴天が続き畑が乾燥気味で、
お野菜が弱り、病害虫にやられそうになると心配になる。
何かしなければ、と、
水をあげたり、肥料をあげたり、農薬を散布したくなるものだ。
しかし、中途半端に手を加えてしまうと、
必死に生きていこうと頑張っているお野菜達は、それに甘えてしまうこともあるように思います。
お野菜たちは、水が欲しければ、地中深くまで水を求めて根を張ることができる。
それが水を与えてしまうと、根は深く伸ばそうとせず、地表面にある一時的に湿った水を吸ってしまうため雨が降らなければ、常に水やりをしてあげないと、枯れてしまうような軟弱に育ってしまう。
少し弱ってきたからといってすぐに肥料を与えてしまうと、一時的には元気になったように見えるが、芯がしっかり育っているわけではないので、ちょっとしたことで、病害虫にやられやすくなってしまう。
その結果、農薬を散布すると、
自己免疫が低下してしまい、さらなる病害虫に対抗しづらくなってしまう。
お野菜を信じると言っても何もしなくても良いと言うわけではありません。
雨水が溜まってしまうようであれば、溝を掘って排水する必要はあります。
あまりにも雨が降らない場合は、根の深いところまで水が行き届くようにたっぷり水を与える必要もあります。
心配だけど、すぐには手を加えず、
本当にやばそうな時のみ手を加える。
なんか子育てにも似ているように思います。
目の前の状況だけを見て不安がらず、
その先にある可能性を信じて見守る。
“言うは易し行うは難し”
ですが。。。
来年は三つの秘訣を自分のものにし、
さらに多くの人々へお野菜が行き届くよう精進していきます。
比嘉農園を応援して下さった皆様へ感謝申し上げます。
そして、流行風邪によりご苦労なさっている方へお見舞い申し上げます。
1日でも早く、明るい日が来ることを心より願っております。
至らない点も多い比嘉農園ですが、
来年も宜しくお願い致します。
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■畑LIVlogのお約束
①一週間に1投稿以上行う
②一人で読んでくれる人がいる限り続ける(自分も含む 笑)
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