ほっこり俳句とは、
農園主が農作業中に思いついたことを俳句にする試みです。
今回は秋分。
白露→秋分(9/23-10/7)→寒露
秋分とは、
秋が深まっていく季節です。太陽が真東から昇り、真西へ沈み、昼夜がほぼ同じになります。
土手や田んぼのあぜ道を見渡せば、
真っ赤な彼岸花が咲いています。
健気に毎年毎年この時期咲きます。
九月の中下旬の気温が低くなってくる頃に咲く性質のようです。
西日本など暖かい地域などでは、もう少し遅れて開花するようです。
朝晩は特に気温が低くなるので、
朝出かける時は半袖だと肌寒く感じます。
着る服も変わってくるので、
衣替えのタイミングでもあります。
人間が衣替えするということは、
自然界でも衣替えをします。
畑も夏草は枯れ上がり、寒さに強い植物が成長してきます。
夏野菜もすっかり元気をなくしてきたので徐々に片付けていきます。
夏野菜は上へ上へ育てていくことが多いので、畑の中では、都会の高層ビルのように堂々とそびえたっています。
秋冬野菜は寒さに耐えるために、地上からあまり離れないように育っていきます。
日本は四季があるので、
季節が変わると生育できる植物も変わってきます。
移り変わりを眺めていくのも畑をやる醍醐味です。
夏野菜にはお疲れ様、
秋冬野菜にはよろしくね。
と声をかけるように、
衣服やお布団にも声をかけながら衣替えをしていきます。
寒さを乗り切る覚悟をし、
いずれ暖かくなるの待ち望みながら。
二十四節気を通じて季節の移ろいを感じ、ほっこり俳句で心を豊かにして頂けたら幸いです。
私の俳句はまだまだ未熟ですので、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
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